第191期 消費者大学講座 報告
日 時:令和7年10月1日(水)13:30~15:30
テーマ:「砂糖行政をめぐる現状」
講 師:農林水産省 農産局地域作物課 課長補佐 飯近 康太 氏
砂糖は国民の摂取カロリー全体の約8%を占め、食料自給率(38%)の中でも約3%を担う重要な資源です。国内では北海道の「てん菜」と、沖縄・鹿児島南西諸島の「さとうきび」から生産されています。さとうきびは自然災害に強く、島々の基幹作物として地域の暮らしと国土の維持にもつながっているとのことでした。
農林水産省は、海外の安価な輸入糖との差を調整する「糖価調整制度」により国内の生産や事業者を支援し、安定供給体制を守っています。しかし、人口減少や砂糖へのイメージから需要が落ち、体制維持が難しくなっていることも紹介されました。
「砂糖は体に悪いものではなく、摂りすぎが問題である」とのお話は、とても印象的でした。講師のお話はユーモアを交えながら大変分かりやすく、砂糖に対する新しい見方を得ることができました。
私自身は、甘味に砂糖を選ぶことが、ひいては国土を守ることにもつながるのではないかと感じました。
