ご挨拶
少子高齢化社会、情報通信社会、グローバル化社会などと言い表される通り、社会情勢はますます複雑化し、それに対応することが求められています。
一方で、消費者自身の意識については、消費者が持つべき「自己責任」「自立」の重みが増しているにもかかわらず、それを自覚していない場合が少なくありません。
消費科学センターは、1964年の創立以来、皆様により豊かで安全な消費生活を送っていただくためには、消費者目線での教育が重要と考え、その時々の時代に即した「消費者大学講座」の開催など、教育事業を続けて参りました。
なお、センターと共に設立された消費科学連合会は、消・産・学共同の精神のもとに消費者運動を担って並立活動をして参りましたが、時代の変化と共に連合会としての活動の必要性もごく限られてきたこともあり、2012年にセンターに結集して一本化いたしました。
今後もこれまで通り時宣に即した講座の開催をするとともに、全国のモニターの協力による調査分析の結果などを、広報紙「消費の道しるべ」やHPを通して情報発信する活動をして参ります。
暮らしの中に起こる様々な事柄を消費者自身でしっかりと考え、判断するために、消費科学センターは「消費者による、消費者のための消費者教育」を柱として、情報を提供いたします。今後ともご協力ご支援を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。
沿革